寺院の畳修繕工事

能登半島地震から3年半もの年月が過ぎましたが、地震により大きく傾いた本堂を復旧補強する工事を行うとのことで、同時に長年使ってきた畳を修繕することになりました。  寺院 畳既存の畳は、長年にわたり使われてきたため、畳床(たたみとこ)は多少薄くなってはいましたが、全わらであったため部分的に補修をし使用することができました。また、建物の構造上、縁の下が高いために湿気による痛みもありませんでした。

畳縁は寺院らしく、黒地に金色の唐草模様の物を、畳おもては麻綿ダブルを使用しました。                                                                                                         

また、内陣にある厚畳(あつじょう)も同時に畳おもて・紋縁の張り替えをおこないました。

寺院 厚畳                                                                                                                                                             先日、落慶法要が営まれ、多くの信徒さんが訪れきれいになったと喜ばれたとのことで、良い仕事をさせていただき感謝しています。

この記事を書いた人

岩坂 勉