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コロナの時代に求められる内装デザイン

新型コロナウイルスの流行で「ウィズコロナ・アフターコロナ時代」という言葉が頻繁に使われるようになりました。感染症対策に適した内装デザインや、レイアウトをいくつか紹介します。これから店舗づくりをする方や、内装デザインのリニューアルを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

コロナ時代に何よりも求められるのは「安心・安全」

新型コロナウイルスの流行で、「ウィズコロナ・アフターコロナ時代」という言葉が頻繁に使われるようになりました。これからは新しい生活様式が確立し、安心・安全面が何よりも重要になってくるでしょう。

それに伴い、店舗やオフィスなどの内装にも変化が求められています。今後は、これまでの衛生管理に加え、感染症対策をしっかりと取り入れた内装デザインやレイアウトが必要になります。

それでは、「ウィズコロナ・アフターコロナ時代」に求められる内装デザインとは一体どんなものがあるのでしょうか?

今回は、感染症対策に適した内装デザインやレイアウトをいくつか紹介します。これから店舗づくりをする方や、内装デザインのリニューアルを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

店舗やオフィス全体をゆとりのある空間デザインに

現在では感染防止対策の基本とされている「ソーシャルディスタンス」。咳やくしゃみの飛ぶ範囲が1~2メートルとされているため、飛沫感染を防ぐよう人との距離を2mほど保つことが推奨されています。

最近はスーパーやコンビニのレジカウンターでも2m間隔で並ぶようになりましたね。飲食店やオフィスでも飛沫感染や接触感染を防ぐために、ソーシャルディスタンスに配慮した店舗デザインにすることが大切です。

これまでの内装を見直し、テーブルやカウンター周りにはゆとりを持ったスペースを用意したほうがよいでしょう。席同士はなるべく離し、対面方式の席は極力横並びで座れるようレイアウトを変えるなどの工夫が必要。受付窓口やレジなど、人が密集しやすい場所にも十分なスペース確保し、ゆとりのある空間づくりを心がけましょう。

伝統的な「島型」のデスク配置から脱却

これまでの日本では、デスクやテーブルを中央に寄せ集めた「島型」のレイアウトが伝統的となっていました。しかし、島型のデスク配置ではソーシャルディスタンスを保つことが難しく、新たなレイアウトを定着させなければいけません。
そこで、最近は空間の四隅を生かしたデスク配置や、人同士が対面しない「卍状」のデスク配置が取り入れられています。
また、対面席を設けず、人同士が背中合わせになる島型とは逆のレイアウトや、教室のようにデスクを一方向に向けたレイアウトなども導入されています。
これらのレイアウトでは、飛沫感染のリスクを軽減しつつ効率的なデスクワークのスペースを確保することが可能です。必要な時はすぐに話しかけられるので、しっかり協働することができますよ

物理的な仕切りを設けて飛沫感染のリスクを軽減

飛沫感染防止のための空間づくりが重要と先述しましたが、店舗やオフィスが狭くてスペースの確保が難しいところもあるのではないでしょうか。
そこで取り入れたいのが、パーテーションやロールカーテンです。パーテーションやロールカーテンを使えば対面の人と物理的な仕切りを作ることができ、咳やくしゃみ、つばなど飛び散りによる飛沫感染を防止できます。
パーテーションはカウンターやテーブルに置くだけで座席の間を簡単に仕切ることが可能。軽くて動かしやすいアクリル製のパーテーションがおすすめです。
ロールカーテンはブラインドのように天井からシートを吊るすことで、対面の人との仕切りを設けられます。キッチンスペースやレジ周りに設置するのが有効です。

抗菌・抗ウイルス機能のある内装材で安心・安全のデザイン

コロナの流行を機に、抗菌・抗ウイルス効果に優れた壁紙やフローリングが一層注目されるようになりましたね。
抗菌・抗ウイルス機能がある内装材を使うことで、壁や床に付着したウイルスを分解してウイルスの定着を抑制できます。

壁や床の張り替えが面倒な方は、現状の壁や床に抗菌・抗ウイルス塗装を施すことも可能ですよ。
ドアノブや手すりには、抗菌・抗ウイルス対策ができる接触感染対策シートを貼り付けてもよいかもしれません。

今後は、抗菌・抗ウイルス機能がある内装材を組み合わせ、店舗やオフィス全体を抗菌・抗ウイルス仕様にリニューアルするケースが増えるでしょう。
コロナ禍でも快適に利用できる店舗やオフィス作りのために、ぜひ安全かつ安心できる内装デザインを検討してみてください。