コロナ対策と内装工事
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コロナ対策と内装工事

DIYで店舗内を簡易的に改装し、コロナ対策を行っている方もいるのではないでしょうか。コロナはまだまだ収束の気配を見せず、第二波、第三波も見据えた本格的な対策が必須です。今後を見据え、ウィズコロナ・アフターコロナ時代には、万全なコロナ対策を行っていることが大きな価値となります。

ウィズコロナ・アフターコロナ時代に必須となる本格的なコロナ対策

新型コロナウイルスの感染対策として、店舗やオフィスなどでのアルコール除菌や検温が一般的になりましたね。また、DIYで店舗内を簡易的に改装し、コロナ対策を行っている方もいるのではないでしょうか。

コロナはまだ収束の気配を見せず、長引くことが予想されています。
第二波、第三波も見据えた本格的な対策が必須です。 ウィズコロナ・アフターコロナ時代には、万全なコロナ対策を行っていることが大きな価値となり、対策を怠っていると今後は淘汰されてしまうかもしれません。

こうした状況を踏まえ、店舗やオフィスでは内装面での本格的なコロナ対策が必要になってくるのではないでしょうか。 そこで今回は、内装工事でできる代表的なコロナ対策を4つ紹介します。

飛沫感染防止対策として一般的となったアクリルパーテーション

コロナ対策として一般的となったアクリルパーテーション。パーテーションを置くことで、咳やくしゃみ、つばなどの飛び散りを防止するのに効果的です。
対面の人との間に仕切りをしっかり作ることで、飛沫感染のリスクを軽減。接客をする飲食店や人との接触を避けられない病院、銀行、オフィスなどで積極的に採用されています。
最近はオフィスなどでの利便性を考慮し、パーテーションの下部をスクエア型にカットした窓ありタイプが登場。パソコンや電話機の配線コードを通したり、書類を受け渡したりするのに便利です。
また、ロゴなどを加えて意匠性に優れたパーテーションを取り入れる企業なども増えています。アクリルパーテーションにアルコールを吹きかければ、パーテーション自体の除菌作業も簡単に行えますよ。

簡単施工で高さ調整もできる便利なロールスクリーン

パーテーション同様、積極的に取り入れられているのがロールスクリーンです。透明レザーで視界を確保しながら、対面の人への飛沫感染を防ぐことができます。クリニックやオフィスの受付窓口、コンビニ・スーパーのレジカウンターなどで多く見られるようになりました。
場所によっては透明のビニールシートで対応しているところもありますが、ビニールシートだと簡易な取り付けになる場合が多く、その分見た目や強度が劣ってしまいます。
一方、ロールスクリーンは高い強度を誇り、ブラケット(ワンタッチブラケット)で場所に合わせて簡単に施工できます。また、すっきりしたデザインで見栄えにも優れています。
さらに、ロールスクリーンは自由に高さ調整が可能。上に巻き上げればコンパクトに収納できます。

壁や床を抗菌・抗ウイルス素材にリニューアル

店舗やオフィス、ご家庭の内装材を抗菌・抗ウイルス仕様にするのもコロナ対策の一つです。特に、壁や床を抗菌・抗ウイルス素材にリフォームするケースが増えています。
壁や床に抗菌・抗ウイルス効果を持たせるためには、特別なコーティングが必要。そのコーティング剤として注目を浴びているのが「光触媒コーティング」です。
光触媒とは、光を受けることで触媒作用を起こす物質のことで、酸化チタンが代表的。酸化チタンは、私たちにとって身近な化粧品やチョコレートなどの着色料や塗料としても使用されています。
酸化チタンが窓からの陽光や照明などの光に反応してウイルスや細菌など有機物全般を分解。主要ウイルスの減少率は99%以上を誇り、抗菌・抗ウイルス効果のほか、消臭効果・防カビ効果なども期待できますよ。

自動水栓の導入で水回りのコロナ対策も可能

コロナが流行して以降、手を洗う回数が増えているのではないでしょうか。不特定多数の人が使用する手洗い場に自動水栓を導入すれば、水回りのコロナ対策も可能です。
自動水栓は、手を差し出すと水が出て、手を遠ざけると水が止まるセンサー式になっています。汚れた手で水栓レバーや蛇口を触る必要がないので、接触感染のリスクを減らすことができます。
また、洗面器周辺が汚れにくくて衛生的。キッチンや洗面台を清潔に保つことができます。さらに、水の止め忘れを防いで経済的にもうれしい便利な水栓です。
最近は、多くの人が出入りする公共施設などに導入されるケースが増えています。オフィスや店舗、ご家庭でもぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。