アルフレッド・リード博士生誕90年記念特別演奏会

2011.5/4 すみだトリフォニーホール において「アルフレッド・リード博士生誕90年記念特別演奏会 ~東日本大震災復興支援~」が開催されました。

主催:株式会社エーピーアイ http://www.otonowa.net/

この演奏会は「音の輪コンサート」と銘打ち、アルフレッド・リード博士の指揮のもと氏の作品を演奏するという主旨で、1989年より毎年開催され、17回目(2005年)がアルフレッド・リード博士最後の出演となりました。

翌2006年には18回目として「アルフレッド・リード博士追悼演奏会」、そして今回は5年ぶりに生誕90年記念として開催となりました。

今回の演奏会は、今年1月より準備されていました。しかし3/11に発生した東日本大震災の影響により開催が危ぶまれましたが、すみだトリフォニーホールは被災を免れたため”音楽の力”を信じ開催に踏み切ったとの事でした。

 

全国から200名(輪島吹奏楽団から3名)を越える有志が集い、アルフレッド・リード博士が生涯最後の作品でもある「ゆめはっと ジュニア・ウインド・オーケストラのためのファンファーレ」で幕を開けました。この曲は(財)南相馬市文化振興事業団の主催運営する「ゆめはっと ジュニア・ウインド・オーケストラ」の音楽監督就任を記念して委嘱された楽曲で、今回は甚大な被害を被った方々への復興の進軍ラッパになってほしいとの思いをこめ演奏されました。

 

いつもにもまして、アルフレッド・リード博士への想い、音楽の力を感じる演奏が続き、元気が湧いてくる時間を過ごす事が出来ました。今後もこの演奏会が継続されることを望みます。

運営スタッフ、参加者の皆さん、お疲れさまでした。

この記事を書いた人

岩坂 勉